子供が生まれたら欲しい、おすすめカメラと選び方
子供が生まれたので、良いカメラで良い写真を撮りたい。でも、どんなカメラを買っていいいのかわからない。カメラに詳しい知り合いに聞いたら、20万円以上するカメラをおすすめされた。
この記事では、そんな人のために、基本的なカメラの選び方と、子供の写真を撮るカメラの選び方と、おすすめのカメラを予算ごとに紹介します。
カメラとレンズの選び方の基本
カメラはパソコンやスマホとちがって、「高ければ良い」というものではありません。高いスマホと安いスマホの重さや大きさはほとんど同じですが、高いカメラはたいてい大きく重いです。三脚など同じです。
カメラ選びは、どれを選んでも何か犠牲になります。例えば、
- 小さいカメラは、暗いときれいに撮れないけど、小さくて安い。
- 高いカメラと高いレンズは、暗くても、きれいな写真を撮れるが、かさばるし重い。
- 高いカメラは解像度が高いけど、画像のファイルサイズが大きいので、写真を編集するのに高いパソコンが必要。
- Go Pro のような小さいカメラは、アクションカメラ以外としての用途では弱い。
- 暗いと、シャッタースピードが落ちて、被写体がぶれるか、画質が荒くなる
- 遠く被写体を取るならズームレンズがあったほうがいいけど、ズームレンズは大きくて高くて重い。
- 暗いところで撮影にするは、シャッター速度を落とすか、画質を落とす
「彼方立てれば此方が立たぬ」がカメラ選びです。極端に言えば、超たくさんお金があるならプロのカメラマンを雇って、撮影も編集もお願いするのが正解です。
子供の撮影におすすめのカメラ
子供の撮影は、じつはけっこう難易度が高いです。その理由は、
- 子供は動き回るから、高精度・高速なオートフォーカスが必要
- 室内は暗いので、シャッター速度を落とすか、画質を落とす必要がある
- でも、子供が動き回るならシャッター速度は落とせない
- 高く、大きく、かさばるカメラが必要
- 高く、大きく、かさばるレンズが必要
- 画質を落とす
- ストロボなど、照明を追加する必要がある。
って感じで、スマホ以上のいい写真を撮ろうとすると、カメラ選びが難しくなります。
スマホのカメラって実際どうなの？
スマホのカメラは、スマホではなく「カメラ」として評価してもけっこういいです。
アプリで編集できる、Google Photoにアップロードできるなど、スマホ特有のメリットもあります。
子供とでかけると、おもちゃ、着替え、非常食、おむつなど、どうしても荷物が増えるので、それにカメラ（500g~1kg）＋複数のレンズ（200g~1kg）を追加すると、でかけるのが億劫になるほどの荷物になります。
正直、最新のiPhoneでも十分いい写真が撮れます。
では、どんなときにカメラを使うのでしょうか？
カメラはズームレンズだけで十分？
そこまでこだわりがないなら、カメラはズームレンズだけで十分です。スマホの弱点は望遠性能です。望遠には長いレンズが必要なので、スマホではどうしてもきれいな写真が撮れません。
ズームレンズは、運動会、おゆうぎなど、イベントのときに役立ちます。
また、遠くから子供の写真をとれるので、子供がカメラを意識していない、自然な様子を撮影できます。
おすすめカメラ
ソニー「α6400」ILCE-6400
0.02秒の高速オートフォーカスを実現するカメラです。「リアルタイム瞳AF」機能がしっかりと被写体の瞳にピントを合わせてくれるので、じっと止まってくれない活発な子供の撮影にぴったりです。
液晶モニターが180°回転するので自撮りにも使えます。液晶はタッチパネル式で直感的に操作できるのも初心者に優しいポイントです。
オリンパス PEN E-PL10
オリンパスの小型で軽量なカメラです。コンパクトで、かわいらしいデザインが特徴です。ファッションアイテムとしても、持ち歩くのが楽しいカメラです。
カメラ好きの人は、カメラの性能だけを見ておすすめする人もいますが、「持ちたくなるデザイン」というのは、重要だと思います。
このカメラもタッチパネルで操作できます。
ソニー α7C ILCE-7CLB
上の二つより、値段も性能も一段階上のカメラです。性能の割には、約幅124×高さ71.1×奥行59.7mmのコンパクトなカメラです。本体のみで約424gと軽く、持ち運びの負担が少ないのが特徴です。暗いところでもきれいな写真がとれるのですが、このカメラに使えるレンズは、上の二つとカメラと比べるとかなり高額になるため、お金に余裕がある人だけにおすすめします。
