ノマドワーカー的海外旅行 アルバニアひきこもり編

アルバニアは、つい最近まで鎖国してたり、国がネズミ講被害にあって破綻したり、宗教を禁止したり、しかもこれらの出来事が全部1950年以降だったりする、とんでもない国です。

英語でも日本語でも、観光客向けの情報がほとんどなく、あっても間違ってたり古かったりします。初日でこんな予想外の出来事がありました。

  • 外務省の情報åによると、 入国時に10ユーロまたは10ドル支払う必要があると書かれている。→ 何も支払わずに入国時。
  • 陸路での入出国のほうほうがないと英語版のトリップアドバイザーに書かれている。→ 普通にアルバニアのツアー会社がドイツまでのバスツアーをやってて、外国人でも利用できる。
  • なんとなく危険で混沌としているイメージ→治安もいいし、意外と清潔。生活水準も高い。

というわけで、英語に自信がある方は、まず最初に観光案内所に行くことをおすすめします。

滞在初日で感じたことは、「アルバニアはめちゃくちゃ過小評価されている。コーヒー一杯100円。物価も安いし、居心地はいいし、ギリギリまで滞在しよう。」でした。街並みは普通にキレイで、カフェが多いので緊急トイレもたくさんあるし、歩いてどこにでも行けるし、ちょっと遠出すれば山も海もあるので、ノマドワーカーが「旅疲れ」を癒すのに完璧な場所です。ただし、観光が目的ならティラナ(Tirana)は1日か2日で十分です。そして、パッケージツアーでない限り、ティラナからアルバニアの他の観光地に行くのは、ちょっと難易度がたかいです。

アルバニアのおもしろポイント1;宗教を禁止したことがあるけど、宗教に寛容。

アルバニアは1967年に宗教を禁止する政策を出しました。しかし、今ではヨーロッパ、もしかしたら世界でいちばん宗教に寛容な国です。ちなみに、宗教禁止令が廃止されたのは、なんと1990年です。

まず、カトリック、ギリシャ正教、イスラム教、Peganの祭日が国の祝日です。
さらに、ムスリムとカトリックが結婚したり、カトリックがラマダーンに参加したり、宗教の融和ができています。わたしのAirbnbのホストもカトリックの旦那さんと、ムスリムの奥さんの夫婦です。一応、ムスリムが多数派らしいのですが、ブルカやヒジャブをまとっている女性はほとんどいません。

アルバニア、ティラナのおもしろポイント:カフェが多い。なぜか一日中カフェに人がいる。

ティラナは世界で2番目に人口密度ならぬ「カフェ密度」が高い都市だそうです。たぶん、その通りです。めちゃくちゃたくさんカフェがあります。国が観光のためにカフェを増やしたいみたいです。そして、朝6時くらいから夜中まで人がいます。「この人たちは仕事してるのかなー」と不思議になります。地元の人に聞いたら、9時から5時の仕事が少ないし、失業率も高いので、良い意味でも悪い意味でも自由な時間が多く、他にやることもないので、みんなカフェにいるそうです。

携帯なしで旅行するわたしにとって、WIfiが使えるカフェはダンジョン内のセーブポイントみたいなものです。カフェがたくさんあるのは、とても心強いです。

アルバニアのおもしろポイント:0がひとつ多い。

アルバニア人は、観光客をだまして、法外なタクシー料金をふっかけようとかしません。でも、たまに、レシートには100レクと書かれているのに「1000レクだよ」と言われることがあります。これは、古い通貨の名残だそうです。2度ほどありましたが、わたしが指摘する前に、すぐ「1000レク・・・あっ。ごめん。100レクだわ」みたいに、間違いを修正します。

アルバニアのおもしろポイント:買い物に最高

アルバニアのショッピングセンターの大きさはみなとみらいレベルです。国の大きさや経済力を考えると異常な大きさです。ショッピングモールにはシャトルバスが街の中心のモスクの横から出てるので、車がなくても行けます。
Rruga e Elbasanitに行けば、中古品の宝探しもできます。発掘された土器みたいなものから、おそらく偽ものナイキまで、幅広くわけのわからないものがたくさんあります。

ひとりでいるアジア人がほとんどいないから、写真をせがまれる。

アルバニアに限らず、たいていのアジア人は集団で旅行しています。私のようにひとりで町を歩き回ったり、ひとりでカフェでくつろいでいるアジア人はほとんどいません。

その物珍しさと、アルバニア人の人懐っこさのため、「一緒に写真撮ろうぜ」と言われることがよくあります。ティラナの中心には、抗議のテントがあり、そこで10人くらいと写真を撮りました。

アルバニア文化:Besa(ベサ;暗黙の了解)

アルバニアには、Besaという文化があります。日本語の暗黙の了解や、倫理に近いものです。このBesaは法律よりも重要視されてる伝統的な不文律です。

Besaの中には、「客人を最大限にもてなす」というルールがあります。どのくらい最大限なのかと言うと、「目には目を」もBesaのひとつなので、身内を殺されたら加害者を殺してもいいみたいな野蛮な考え方もあるのですが、その加害者が自分の敷地内にいたら、きちんとおもてなしをしなきゃいけないくらい最大限です。

客人をもてなすBesaのおかげで、CouchSufringでたくさんのアルバニア人と出会い、アルバニアの文化や歴史、観光地や移動手段について学べました。しかも、コーヒー代まで出してくれました。

アルバニアの総理大臣は現役の画家!?

アルバニア ティラナ
共産主義の建物が多いと聞いていたので、グレーの格好悪い建物が多いのかと思っていましたが、カラフルな建物がたくさんあります。建築のスタイルが、ティラナの中でも、いろいろあるので、街並みを見るだけでも楽しいです。

それもそのはず、アルバニアの総理大臣は比較的若い現役の画家で、彼の監修で町中の建物をカラフルにしたのです。

この総理大臣、Edi Rama氏は、かなりのカリスマ性をもった方らしく、Ted Talkにも出演しています。

アルバニアには、公共の交通機関がない?

アルバニアの大きな町には、市バスがありますが、町から町への移動はウェブサイトすらないので運航スケジュールを確認できない鉄道か、Furgonと呼ばれる乗り合いタクシーしかありません。

このFurgonというのは、フォクスワーゲンタイプ2のようなミニバスで、民間会社ではなく、個人が勝手に運営しています。バスターミナルっぽい場所があり、一応そこでFurgonを捕まえることができるのですが、出発も到着の時刻も決まっていません。満員になったら出発です。乗り合いタクシーなのでかなり融通がききます。道の途中で乗客を拾うこともあるし、降りたい時に降りることができます。価格はだいたい200から500円位です。そのくらいの価格で、アルバニアの主要観光地どこにでもいけます。

とは言っても、完全に不規則というわけではなく、朝6時から夕方6時までだいたい1時間に2、3本くらいはあります。とはいえ、全てのミニバスが個人運営なので、めちゃくちゃ運が悪いと、運転手が風邪をひいて休みということもあるでしょう。

私事いろいろ

アルバニアのラジオに出演しました

Couchsurfingでイベントをティラナのイベントを検索したら、「Radio Travel」という、面白い旅行者にインタビューするというイベントがあったので参加してみました。

1時間の生放送。めちゃくちゃ緊張しました。放送内容は、旅行者に英語でインタビューし、その要約をラジオの司会者がアルバニア語に翻訳するというものです。

主に、ノマドワーカーやフリーランスとについて30分ほど話しました。緊張しすぎて、収録後は足がå震えていました。その後、ラジオ局の人たちとアルバニアの伝統料理を食べに行き、翌日、MCのヨナさんとアルバニアの北のほうにある観光地シュコドラに2日間小旅行しました。

花粉症で死にそうになる

アルバニアには、30日近く滞在したのですが、実際に観光ができたのは、最初の10日くらいです。自分史上最悪の花粉症で、花粉症薬を飲んでても鼻水と目のかゆみが止まらず、まとも外出できませんでした。本当は、世界遺産の街など、いろいろな場所に行きたっかのですが・・・。ちなみに、旅先で花粉症になった「アンティヒスタミン、プリーズ」と薬局でお願いしましょう。ヨーロッパでは、「風邪薬、頭痛薬、花粉症の薬下さい」ではなく、「アスピリン、アンティヒスタミン下さい」など、薬品名を伝えるのが一般的です。


というわけで、ブルガリアのソフィアからご報告です。
ちなみに、ソフィアでは今のところ花粉症の症状は現われていません。

3 thoughts on “ノマドワーカー的海外旅行 アルバニアひきこもり編

    1. masaharu Post author

      そうなんですよー。海を挟んでイタリアの真横にある国とは思えないですよね。

  1. Pingback: 【アルバニア】鎖国・無神国家・ねずみ講で国家破綻、誇り高き屈強なアルバニア人 | DO THE LION

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