2020年度版、ノマドワーカー・世界一周のカバンの中身とおすすめの持ち物
ハヤタキです。フリーランスの翻訳家、マーケターとしてリモートで海外企業と働きながら、かれこれ3年以上旅をしています。
2016年は、3ヶ月の海外旅行、3ヶ月の国内旅行、3月の海外旅行をしました。
2017年は、4月1日から2018年の2月1日まで、ずっとヨーロッパとトルコを周遊してきました。
2018年は、4月1日から、トルコから、飛行機でアゼルバイジャンに移動し、コーカサス3カ国。飛行でウクライナに移動し、陸路でポーランド、バルト三国、そしてロシアへ。ロシアからジョージア、キプロス、ヨルダン、イスラエル、ルーマニア、またトルコ。
2019年は、ジョージア、スペイン、アンドラ、フランス、モナコ、イタリア、スロベニア、クロアチア、ボスニア、モンテネグロ、コソボ、ギリシャ、そして、ジョージアに戻りました。
最初は、スーツケースで旅を始め、徐々にいらないものを減らし、現地調達するようになり、今では容量10kgのバックパックがじゃっかん余るレベルです。
そこで、この記事では、「ノマドワーカーとして働きながら無理せずに旅をするために必要なものと必要ないもの」を紹介します。
Contents
「ノマド旅 荷物」系の記事はいらないものばかり?
ネットで「世界一周 持ち物」で調べると、たくさんの記事が見つかります。それだけ多くの人が世界一周してるってことなんですよね。
「ノマドワーカー 荷物」、「ノマド旅 荷物」で検索してみると、「こいつら本当に仕事しながら旅をしてんのか・・」って記事がたくさん見つかります。
例えば、ウェットティッシュとかね、どう考えても3ヶ月のウェットティッシュなんて日本から持っていけないので、消耗品は現地調達が基本です。以下は、現地調達する物です。
- シャンプー、歯磨き粉などの洗面道具
- ウェットティッシュなどの消耗品
- 味噌汁などのインスタントの和食(意外と手に入る。)
- いいサングラス(壊しやすいし・なくしやすい)
- 外付けHDD(今はクラウドで写真を保存できます。Amazonプライムなら高画質でも容量無限です。)
- コンタクトレンズのケア用品
消耗品は現地購入が基本ですが、1セットだけ日本から持っていきましょう。ウェットティッシュは行きの空港でもあれば便利です。また、「現地で調達するものを含んだら、どれくらいの荷物になるか」を予想がつきます。
おすすめバックパックは、キャビンゼロの44リットル
まず、スーツケースは以下の理由から絶対にだめです。
- エレベーターがないホステルやAirbnbはたくさんある。
- 格安航空券は、10kgの手荷物だけ。ヨーロッパだと格安フライトは2000円。でも、荷物が多いと5000円以上値上がりする。
- 移動が思いのほか大変。石畳や階段はバックパックのほうが楽。スーツケースが活躍するのは空港だけ。
- 小型のバスの移動も無理
- 旅の途中でいらないものに気づいても軽量化できない
でも、15kgも20kgもするバックパック背負って歩き回るのはとにかく大変なのです。そこで、荷物をとことん軽量化して、可能であれば機内に持ち込みできるサイズまで小さくすることが最適解だと思います。
国際線機内持ち込み可能サイズ(3辺合計115cm、55cm×40cm×20cm以内)の規定にぴったり収まる「キャビンゼロ」のバッグがおすすめです。よくバックパッカーが背負っているデカい(というより長い)バックパックは、1㎏から1.5kg、重いものでは2kgくらいするのですが、これは730gしかありません。500mlのペットボトル一本ちょっとと考えたら、めちゃくちゃ軽いですね。お値段も1万円なので、これが最適解です。
詳細は、コスパ最強バックパックCabinZeroで1年旅したのでレビューをご覧下さい。
町歩きには、ナイロン製の折りたたみバックパック
デイバッグとは、1日分の荷物が入るサイズのリュックサックです。ハイキング用語で、日帰りハイキング用の小型リュックサックのことなのです。
アウトドア以外にも、普段使いなど、タウンユースにも使えます。。20リットルの折りたたみリュックサックなら、普段使いにちょうど良いサイズで、たためば長財布より小さく、重さも100グラムからせいぜい200グラムくらいなので、カバンに常時しまいっぱなしでも気になりません。下の写真のように、折りたたんで小さくなるので、キャビンゼロは鍵をかけて宿に預けて、折りたたみバックパックで観光するのがおすすめです。
ウェストポーチ
ウェストポーチは、ダサいけど超おすすめです。まず、防犯になります。折りたたみバックパックは防御力が低いので、貴重品を入れるのには適していません。キャビンゼロなどの大型バックパックは、パスポートや財布の出し入れが不便です。
ウェストポーチで重要な点は、薄いから上着の下に隠れること、防水、ポケットが複数あることです。私のおすすめは、
LiberFlyerのセキュリポ®︎です。「長財布も入る」と書かれていますが、現金とカードをそのまま入れるのがおすすめです。治安の悪い国では、Tシャツの下に隠すために、とにかく薄くしましょう。
薄くて、軽い、旅用の財布
海外で、日本から持ってきた、クレジットカードと現金(日本円や小銭含む)がたくさん入ったブランドの財布をそのまま使う人もいますが、「盗んで下さい」と言っているようなものです。
荷物は極力減らす。財布も例外ではありません。子供が使うようなナイロンの、マジックテープの財布とか最高です。軽いし、カードも入るし、安っぽいから盗難リスクも下がります。
でも、さすがにそれは恥ずかしいので、私は登山ブランド「Mammut」の薄くて軽い財布を使っています。ちなみに、ほとんどカードしか使っていません。現金は、なるべく避けましょう。
完全防水で、洗濯にも使えて、シャワーにも持ち込めるドライバッグ
ライバッグとは、防水機能のある頑丈な「袋」です。機密性が高く、小さく丸められるので、シャンプーなどをしまうのに便利です。吊せる化粧ポーチってかさばるんですよ絵。
また、洗濯にも使えます。ドライバッグに、洗濯する服と、ぬるま湯と、普通のハンドソープを入れて、シャカシャカと振るだけで、かなり汚れが落ちます。洗顔ネットも一緒に入れると、めっちゃくちゃきめ細かい泡がたち、泡が服を洗ってくれます。
はっきり言って、長期旅するなら、ホステルで手洗いが一番楽です。詳細は、ホステルにもAirbnbにも、干す場所があるとは限らないし、一日で乾くとは限らない。また、洗濯機がきれいだという保証もないし、大量の服がないとコスパが悪いし、かといって服はかさばります。詳細は、「海外旅行時の洗濯には、バックパッカー御用達「ドライバッグ」がおすすめ」をご覧下さい。
カナル型イヤホンと、予備のイヤーチップ
飛行機内で寝るのに耳栓を購入する人もいますが、カナル型イヤホンさえあれば、耳栓はいりません。車や路面電車、地下鉄で移動中、道が悪いと音がうるさいけど、カナル型イヤホンなら騒音が気になりません。
ホステルに泊まる場合、カナル型イヤホンなら他人のいびきや話し声もシャットダウンしてくれるので音楽を聴かなくても寝られます。
個人的にはよほど音質にこだわる方でなければ、1年の使い捨てだと思って2000円くらいのイヤホンを買えばいいと思います。
ちなみに、AppleのEarpodsなど、高級なワイヤレスイヤフォンは、盗難のリスクが高いのでおすすめしません。
あと、カナル型イヤフォンは、イヤーチップの予備をかならず買いましょう。全くかさばらないので。
モバイルバッテリー(パワーバンク)
高速充電器と同じ理由です。非常用のために、一個はあると便利です。スマホがバッテリー切れだと、とにかく旅の難易度が上がるので。
モバイルバッテリはー、Ankerというブランドがおすすめです。モバイルバッテリーは、容量によって価格が2000円ちょっとから1万円ちょいまで金額と重量に大きな差があります。私は、バッテリーが長持ちするスマホを使っているし、スマホ、パソコン、カメラ以外に電子機器がないので、一番安いくて軽いので十分でした。
レンズケース
カラビナで腰から下げられるものがおすすめです。カメラのレンズ交換ってけっこう面倒くさいんです。それに、写真で人を待たせるのは結構ツラいものがあります。レンズがカバンに入ってると、さらに面倒くさい・・・。あまりも面倒くさいので、一眼レフを二つ使う人もたくさんいます。でも、それはさすがに高いし荷物が多い。というわけで、レンズをもっと取り出しやすく、なおかつ安全に保管できるものがあると便利です。
レンズポーチは、品質によってピンキリです。4サイズセットで1000円以下から、ひとつで3000円以上するものもあります。
バックパックのカギ
海外旅行時のかばんのファスナーにはカギが必要です。言うまでもないのですね。
しかし、バックパックやスーツケースごと盗まれる可能性もあります。そのため、バックパックを盗まれないように、ワイヤーでベッドにくくりつけて、ロックします。
バックパックのひもをまとめる「ウェブドミネーター」
ジミだけど、すごく便利です。
ほんだし
海外で、日本食が恋しくなったらどうしますか?レストランは高いし、海外の和食レストランって、けっこう微妙ですよね。海外の和食レストランって、「だし」をとってないんですよ。
じてゃ、しょうゆは意外とどこでも買えます。でも、だしは、どこにも売っていません。だしと醤油を混ぜるだけで、そこそこ和食ぽくなりますよ。しょうゆ、ほんだし、米、卵、鶏胸肉だけの雑炊だけでも、かなり和食っぽくなります。
エマージェンシーシート
エマージェンシーブランケットとは、極薄素材で作られた防風・防寒用・防水のシートのことです。サバイバルシートやレスキューシートとも呼ばれ、軍事や救助隊などもプロも使用しています。
2018年に、イスタンブールで冬を過ごすとき、予想外に寒くて、しかもホステルがめっちゃ寒くて、風邪を引いて、Airbnbに引っ越すも、ここも寒くて、エマージェンシーシートが大活躍しました。重さ100gなのに、めっちゃ暖かいんですよ。汗をかくレベルです。車中泊、夜行列車、空港泊、ホステルなど、活躍する場面は意外とたくさんあります。防災にもなるので、おすすめです。
ノートパソコンケース
ノートパソコンケースは、カバンタイプではなく、保護ケースがおすすめです。カバンタイプのものはかさばるし、折りたたみバックパックに衝撃吸収ケースにいれたパソコンを入れるのがおすすめです。300グラム以下のケースが欲しいですね。
おすすめの衣類
衣類は、一番軽量化できるポイントです。ウールのコートは1kgくらいしますが、モンベルなど、登山ブランドのライトダウンジャケットはたったの100グラムで同じくらいの保温性能があります。
ユニクロのTシャツ、下着、ヒートテックスパッツと、モンベルの軽量フリース、軽量ダウンジャケット、軽量レインジャケット、合計おそらく1kg以下で、氷点下まで大丈夫です。しかも、動きやすい!
速乾マイクロファイバータオル
マイクロファイバータオルは、軽いし、コンパクトに折りたためるし、速乾性も高いのでおすすめです。バスタオルサイズがひとつ、スポーツタオル兼洗顔タオルが一枚あると便利です。
旅グッズをぜひレビューして欲しいという方は、お気軽にご連絡ください。
また、2020年は、動画に挑戦したいと思っているので、ぜひドローンとジンバルをお恵み下さい。
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