ノマドワーカーになるのに役立った本
「考えるより行動」
「知識より経験」
「頭より手を動かす」
フリーランスとして独立や起業に限らず、英語の勉強でも「とにかく行動することが大事だ」っていう風潮がありますよね?
私は、フリーランスとしてそこそこ成功していますが、この風潮に同意できません。
「行動がなければ、結果も生まれない」という点については同意しますが、一切の戦略も計画もなく起業をするのはおすすめしません。
とくに、子供や奥さんなど、守るべきものがいるのに、多額の借金をし、脱サラして起業をするをするのは、失敗したときのリスクが大きすぎます。
成功するか失敗するかは、行動するかしないかではなく、行動が正しいか間違いかで決まります。
やっぱり、成功している人は、きちんと勉強しているんですよ。
というわけで、私がノマドワーカー・フリーランスを始める前、あるいはノマドフリーランスとして働きながら読んだ本の一部をカテゴリ別に紹介します。
Contents
効率化・やる気・生産性など、どの仕事やプライベートでも役立つ本
私が一番おすすめするタスク管理の本
マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門
タスク管理の基本中の基本を誰にでもわかりやすく説明しています。効率化、タスク管理、生産性、ライフハックとか、そういうのを勉強したことがない人や、全く興味がない人におすすめです。
私がブログを執筆しているタスク管理サービス「Todoist」のブログに書きましたが、タスク管理は「できる社会人の仕事ツール」ではありません。
じつは、アメリカやイギリスでは多くの医者が、痴呆症やADHDの対策としてタスク管理を勧めています。また、インスリンの摂取を忘れないようにTodoアプリを使っている80歳の女性もいます。
プライベートでも、趣味でも、個人的な悩みに活用できるのがタスク管理です。そのタスク管理の基礎を5分で学べるのがこの本です。
「自分は十分タスク管理ができている」という人も1年に1回くらい見返すと、初心に立ち返り身を引き締めることができるのでおすすめです。
ぜひタスク管理をより深く理解するために読みたい本
一冊の本でタスク管理のすべてを理解し、それを最大限に活用する。
私には、そんな器用ことはできません。何かを学ぶときは、それを題材にした本を何冊も読まないと、きちんと理解や活用ができないので、何冊も読みます。正直に言うと、情報量が少なかったり、内容がほとんど同じで、買って後悔した本もたくさんあります。
というわけで、買って後悔しなかったタスク管理の本の一部を紹介します。
便宜的に「タスク管理の本」と表現しましたが、やる気管理、効率化などの本も含みます。
- 会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術 5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える!
- いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法
- あなたを天才にするスマートノート
- レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則
- 僕が月300時間の残業を50時間まで減らした方法
- 「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
- あのプロジェクトチームは なぜ、いつも早く帰れるのか? いまのメンバーで最大のパフォーマンスを生む!【図解で学ぶ】タスク管理術
- 新版「続ける」技術 Forest2545新書
- 鬼速PDC
私が一番おすすめする「考え方」の本
「もっと早くに学びたかった」と感じるものはありますか?
私は「考え方」をもっと早く学びたかったと感じます。
論理的な考え方や、考える癖がついてから、仕事もプライベートも、極端に言えば体を動かすのもうまくなったような気がします。考え方の本は、たくさん買って、何度も読んで、たくさんトレーニングして、まったく損はないと思います。
- 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 哲学的な何か、あと科学とか
- 考える技術
- ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250
- 問題解決大全
- イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
- 問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
- 21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
- 本質思考―MIT式課題設定&問題解決
おすすめの「感情」と「気持ち」に関する本
仕事の効率化とか、論理的思考能力とか、スキルとか、お金とか、成功とか失敗とか、どうでもいいことですよね、自分と、自分の大切な人が幸せなら。
社会があなたを勝ち組だと呼んでも、どんなにお金を持っていても、どんなに頭がよくても、幸せじゃなかったら意味がない。そういう意味では、「感情」の本を読み、幸せになる方法を学ぶことは、すごく大事なことです。
- 内向型を強みにする
内向的な人には生きづらい社会ですよね。私も内向的なのでよくわかります。カラオケとかで「ウェーイ!」っていうノリについていけません。そんな内向的な人にすごくお勧めの本です。 - 自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法
- 人生を変える行動科学セルフマネジメント~自分を変化させるたったひとつの方法
- 行動分析学入門 ――ヒトの行動の思いがけない理由
- モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
- 手塚治虫『ブッダ』
- セルフトーク・マネジメントのすすめ
フリーランス・独立に関する本
独立については、ほとんど何も参考にしていません。
ほぼすべての営業・マーケティング・成長戦略を自分で考えています。
もちろん、多く本からなんらかの影響を受けているとは思いますが、「強く影響を受けた一冊」のようなものはありません。というわけで、個人的におもしろいと思った本を紹介します。
- 100円のコーラを1000円で売る方法 (中経の文庫)
- 絶対儲かる「値上げ」のしくみ、教えます
- あなたの会社が90日で儲かる! Forest2545新書
- 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
- カッコ悪く起業した人が成功する
英語学習の本
私は、控えめに言ってかなり英語ができます。ライティングだけなら、ネイティブと比べてもたいして見劣りしません。リスニングはネイティブレベルです。スピーキングは、非ネイティブとしてはかなりデキるほうだと思います。それでも、ネイティブのプロのライターレベルになりたいので、英語の勉強を続けています。そんな私が、とりあえず普通に生活や仕事をして不自由を感じない程度のなるのに役立つを英語学習の本を紹介します。
- 外国語学習の科学-第二言語習得論とは何か (岩波新書)
- 英会話イメージトレース体得法―英文の詰まりをスッキリ解消! イメージをなぞって身につける英語発想
- 日本人の英語 (岩波新書)
- 言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学 (中公新書)
ライティング・翻訳の本
日本語や、コピーライティング、書く技術に関する本はたくさん読みました。Amazonで購入したのが31冊。でも、ブックオフでも大量に本を買ってるので、合計すると50冊以上です。そのわりには文章力が残念なんですけどね ( ノД`)シクシク…。とりあえず、ここでは5冊だけ紹介します。
- 伝え方が9割 – 漫画版もあります。
- 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)
- 理科系の作文技術 (中公新書 (624)) – 漫画版もあります。
- テクニカルライターが教える、文章の見た目を良くする技術
- デザインのルール、レイアウトのセオリー
一冊だけ、デザインの本がありますね。「書く」は、情報を伝える手段の一つにすぎません。グラフやイラストで伝えたほうが、ずっとわかりやすい場合もあります。
また、どこに文章を配置するかなど、文章のデザインも知っておくと、「書く」スキルは上がらなくても、「伝える」スキルは上がりますよ。
本を読むならKindleかタブレットがおすすめ
紙の本が好きな人も多いでしょう。私もそうです。でも、電子書籍には慣れます。慣れれば電子書籍のほうが圧倒的に便利です。
おすすめはiPadやタブレットではなく、Kindleです。iPadは他にもたくさんアプリがあるので、誘惑がたくさんあります。Kindleのほうが軽いし、電子書籍を読む機能しかないので、より本に集中できるでしょう。