バックパックに入るベッド、野宿で快適に寝るなら、マットではなくコット
下の写真みたいに、ヨガマットをバックパックにつけている人いますよね?あれは、ヨガマットではなく、 スリーピングマット(またはスリーピングパッド)と言います。寝袋を、そのまま床や地面に敷くと、背中が痛くなるし、寝袋が濡れるので、寝袋の下に敷きます。
それでも、しょせんはマット。寝心地なんて、たかがしれています。
どうしても快適に寝たい人は、マットではなく、携帯用のベッド「コ
ット」がおすすめです。
携帯用ベッド「コット」とマットを比較
コットは“折り畳み式のベッドです。
ベッドといっても、2kg以下で、収納時にはマットより小さくなるものあります。
ベッドなので、組み立ての手間もあります。また、値段も高くなりがちです。
しかし、マットと単純な比較はできません。
マットは、大きく分けて3種類あります。クローズドセルマット、エアーマット、インフレータブルマットです。
クローズドセルマットは、ヨガマットのようにただ広げて敷くだけで使えます。他と比べれば安いのですが、ヨガマットのようにかさばるし、寝心地もいまいちです。
エアーマットは、空気を入れるマットです。空気入れが必要だから荷物が増えるし、空気を入れる作業という手間もあります。
インフレータブルマットは、エアーマットに似ていますが、中にスポンジが入っていて、自動で膨らみます。ただし、空気を抜くのが一苦労。膨らむまで時間もかかるし、けっこう重いです。
コットは、地面から若干離れているので、通気性が良く、夏場は蒸れにくいのも特徴です。逆に、冬場は通気性が良いので冷えるかもしれませんが、床が冷たい場合は、床から離れているので、床の冷気を感じません。
関連記事:バックパッカーが持ってるヨガマット的な物、「スリーピングマット」は必要か
2kg未満のコットを比較
Helinox(ヘリノックス) ライトコット
- 重量:1200g(スタッフバック込重量1260g)
- サイズ:600mm×1850mm×130mm
- 収納サイズ:130mm×130mm×530mm
- 耐荷重:120kg
Helinoxは、信頼ができるキャンパー御用達のブランドです。高いけれど、良いものを売っています。
THERMAREST(サーマレスト) ラグジュアリーライト メッシュコットとウルトラライトコット
- 重量:1620g
- サイズ:610mm×1830mm
- 収納サイズ:460mm×180mm
- 耐荷重:147kg
最軽量、THERMAREST(サーマレスト) ラグジュアリーライト ウルトラライトコット
THERMAREST(サーマレスト)のウルトラライトコットは、2019年の時点で最軽量です。
- 重量:1195g
- サイズ:1830mm×610mm
- 収納時サイズ:410mm×130mm
- 耐荷重:147kg
とはいえ、やはり価格が。。。
3kg未満
Helinox(ヘリノックス) タクティカル コットコンバーチブル
- 重量:2365g(スタッフバック込重量2540g)
- サイズ:1900mm×680mm×160mm
- 収納時サイズ:540mm×165mm
- 耐荷重:145kg
安いコットなら買わないほうがいい
コットは高いです。でも、Soomloom 1.5kg 超軽量コット や、YaeKoo 1.5kg 超軽量 コット、Meilyの超軽量 コットのように、5000円くらいで買えるものもあります。確かに、これなら数回、野宿やCouchsurfing泊をするだけでもとがとれます。でも、耐久性にはかなり問題があるようです。
しかし、数回しか使わないなら、そもそも節約にならないし、何回も使うなら、耐久性が必要だから、壊れやすい安物は銭失いになります。良いものを買えば、長く使えるし、快適に寝られるし、組み立ても簡単なので、せっかくだから良いものを買いましょう。(使わなかったら売れば良いですしね!)
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