ホステルの蚊・南京虫対策は、インナーシュラフ(携帯シーツ)がおすすめ
日本にいると、あまり気づきませんが、海外のホステルに泊まるとけっこうな確率で寝ている間に虫に刺されます。
「先進国なら大丈夫でしょう」って思うかもしれませんが、ホステルは不特定多数の人が泊まっているので、途上国の超安宿に泊まった人の荷物や衣服に紛れてくることもあります。
虫の中でも、恐ろしいのが南京虫(ベッドバグ)です。強烈なかゆみ襲われるそうです。実際に、アムステルダムのホステルで、同室にいた女の子が悲惨になっていました。私は、運良く、まだ南京虫に遭遇したことはありませんが、小さいノミや、ダニ、蚊の被害にはかなり頻繁に会っています。わりと、虫が少ない国を旅しているはずなのに。
マラリアなど、虫を媒介にした病気はたくさんあります。そういうのはわりと極端な例ですが、楽しいはずの旅先で、かゆみに襲われて楽しめないのは悲惨です。ひどいときは、こういうレベルでやられます。ちょっと閲覧注意です。
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この記事では、ホステルでの蚊・南京虫などの、虫対策として、インセクトシールド配合のインナーシュラフ(携帯シーツ)を紹介します。
インセクトシールドとは?インナーシュラフとは?
インセクトシールドとは、防虫機能のことです。虫除けに効果があるペリメトリンという植物から抽出された成分が生地に混ぜられています。人体に無害で、無臭なのに、蚊やダニ、ノミ、アブなどの害虫が近づかない様にしてくれます。
数十回洗っても効果は持続するそうですが、製品によっては35回や70回で、効果が薄れるそうです。
インナーシュラフとは、本来、寝袋用のシーツです。そのため、寝袋のように封筒のような形状をしています。全身を包んでくれるので、虫から守ってくれます。
インナーシュラフには種類がたくさんあり、ほとんどは防虫効果がありません。
では、どんなインナーシュラフがいいのでしょう?
保温性がなく、虫除け、丸洗いできて、汗を吸い、すぐ乾くインナーシュラフを買うべし
防寒性は不要です。防寒性を、寝袋や衣服だけでなく、インナーシュラフまで必要になるのは、冬のキャンプくらいです。むしろ、虫が多いのは、夏場なので、防寒性がじゃまです。薄くて、肌触りがよくて、汗を吸うモノがおすすめです。
ちなみに、蚊帳は大きすぎて、ホステルで使えない可能性が高いです。高さ150cmや200cmって、ホステルの二段ベッドでは使えません。
コクーントラベルシーツが、ホステルの最強防虫対策
コクーントラベルシーツは、ハードコアな旅人に人気の商品です。そのためか、いつも在庫が少ないです。
公式サイトを見ると、シルク、シルクエコノミー、リップストックシルク、リップストックシルクエクスペディションなど、約20種類あります。
でも、お値段と、用途を考えると、チェックするのは、コットンと、シルク、クールマックス(CoolMax)くらいです。
ネットでいろいろと調べてみると、このような特徴があるそうです。
- コットンは安い(それでも5000円)。寝心地は悪くないけど、良くもない。丈夫。私のおすすめ。でかい(400g)。
- シルクは高い(12,000円)。寝心地は感動的。小さい(200g)。
- クールマックスの値段はそこそこ(8,000円)。夏場は寝心地がいいし、サイズも小さい。ただし、入手困難。
ちなみに、インセクトシールドやクールマックスは、コクーンの専売特許ではなく、他のメーカーも使っています。
他のシュラフシーツは?
どうしてもお金がない人は、普通のアウトドア用のインナーシュラフで良いと思います。とはいえ、普通のインナーシュラフもけっこう高いです。ちなみに、おそらく100円均一のブルーシートでいいやとか、超格安の製品でいいやーってのは、おすすめできません。蒸れて眠れなかったり、肌触りがチクチクしたり、むしろ雑菌の温床になる可能性があるからです。
夏用のインナーシュラフなどは、安ければ2000円台でいいものが買えるので、安物買いの銭失いにならぬよう、そこそこいいものを購入しましょう。
災害対策としてもあり?
災害時には、超便利になるかもしれません。何にもがひしめき合い、何日もシャワーを浴びられない。不潔な場所に寝泊まりするかもしれない、本当に危険な虫に刺されるかもしれない。最悪の場合、野宿もあり得ます。2000円くらいのインナーシュラフが防災バッグに詰めておくだけで、春から秋口までは、万が一、災害が起きても、安心して眠れそうです。
ちなみに、わたしはこちらを使用しています。
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