3年ノマド旅をして悟った「 スーツケース VS バックアップ 」論争の結論

2021/03/16

バックパック スーツケース 比較

あなたはスーツケース派ですか?それとも、バックパック派ですか?
私は、この論争に終止符を打つべく、3年間、さまざまなスタイルで旅をしました。

1年目は、半年間、中型のスーツケースで、欧州15都市。2年目は、10ヶ月間、フルサイズのスーツケースで、滞在先は民泊で一部屋まるまる借りました。旅をするというより、ひんぱんに引っ越しをするという感じです。

3年目は、11ヶ月間、10kgのバックパックひとつで25都市を回りました。滞在先は、だいたいホステルですが、たまに民泊も活用しました。

そして、ひとつの結論に達しました。金がないならバックパック、金があるならスーツケースです。

この記事では、バックパックとスーツケース、それぞれの強みを比較しながら、それぞれの長所をいかした製品を紹介します。

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スーツケースの強みと弱み

スーツケースの強みは容量です。20kgでも車輪のおかげで軽く運べます。

ただし、これは路面が平らで、なめらかで、空いている場合です。ヨーロッパの石畳や、アジアの砂利道、東京の混雑、イスタンブールの坂道では、20kgのスーツケースはかえって不便になります。また、でこぼこした道だと、すぐにホイール部分が壊れます。

スーツケースはホステルでも不便です。ドーミトリーなら多すぎてジャマになるし、エレベーターがないから5階まで階段で担ぐなんてこともありえます。

そんな面倒が多いため、スーツケースで旅をした1年目と2年目のノマド旅は、ほとんど旅をせずに、各都市に長期滞在しました。

つまり、スーツケースは空港内とホテル内以外では使えない。スーツケースはタクシー移動のみです。

スーツケースは旅のコストと面倒が増えます

逆に、お金があるならスーツケースがおすすめです。

バックパックの強みと弱み

バックパックの強みは、なんといっても軽さです。

私が2018年に使ったCabinZeroは容量40リットルでなんと500グラム!ペットボトル1本分の重さです。

手荷物サイズなので、重量が10kg以下なら、格安航空券で旅をできるから節約になります。軽いので、どんどん歩けます。大きすぎないのでバスや電車で移動できるし、ホステルにも気軽に止まれます。つまり・・・。

バックパックで旅をするとお金を節約できる、です。

弱点は、やはり容量です。バックパックで20kgや30kgを運ぶのは困難です。

また、肩のヒモがやわらかくて、生地が丈夫で、全体的に品質がよくないと、持ち運びできないし、バックパックがすぐに壊れます。そのため、バックパック自体が重く、そして値段もあがります。50リットルのバックパックって、2万円から3万円はしますからねー。

すると、手荷物制限の重量、10kg理想的です。

金がないならバックパック、金があるならスーツケース

お金があり、荷物を増やしたいなら、スーツケースがおすすめです。

どのくらいお金があればいいかというと、月の労働時間が80時間で、フレキシブルに働けて、月収が80万円ぐらいでしょうか。サラリーマン並みに働くなら、ノマド旅ができないので、働くのは週3日くらい。国にもよりますが、ホテルは一泊1~3万円だとして、さらに交通費+観光費+生活費+貯金で、50万から60万円くらい。

すごく高くて、重くて、良いカメラとか持ってたら、スーツケースが欲しいですね。

おすすめのスーツケースとバックパック

Cabin Zero (キャビンゼロ)

おすすめのバックパックは、2万円以下で、容量が大きく、丈夫で、軽いものです。大きなバックパックで山登りをするわけではないので、本格的な登山用バックパックは不要です。2万円どころか、1万円ちょいでそこそこのものが買えます。国産のアウトドアメーカー「モンベル」のバランスライトパーサライト、あとは、品質は落ちますが、マウンテントップでしょうか。

もうちょっとお金を出してもいい人は、ミレーカリマーもいいですね。

また、別の記事でレビューしますが、私はCabinZeroがコスパ最強だと思います。