国内・海外旅行がもっと楽しくなる民泊サイトAirbnbの使い方
Airbnbを利用した宿泊者数は2016年度に400万人を突破(Airbnb調べ)。話は聞くけど、実際はどうなの、危なくないのと思いませんか?
というわけで、AirBnBが気になるけど実際に利用するには抵抗がある人のために、Airbnbを利用するメリット、会員登録、宿泊先の選び方、宿泊先の予約、ホストとの鍵の受け渡し(チェックイン)、チェックアウト、レビューまでの流れをまとめてみました。
Airbnbで宿泊するメリット
1. コスパが高い、めちゃくちゃ安い宿もある
ホテルと比べるともちろん、ホステルのドーミトリーと比べても安い宿もたくさんあります。
例えば、私はウクライナのキエフ、しかも街の中心、プローシュチャ・リヴァー・トルストーホ駅から徒歩5分のアパート一室をまるまる借りて、たったの5万円でした。もちろん、ルームメイトはいません。キッチン、お風呂、洗濯機なども設備もあり、たったのキエフの中心一人部屋で5万円は破格ですね。
2. ユニークな体験ができる宿に泊まれる
Airbnbは、ホステルみたいなルームシェア、ホームステイみたいに現地人の自宅の一室に居候する、一軒家やアパートを借りるのが一般的です。でも、さらに、ツリーハウス、ボートハウス、キャンピングカー、オーロラが見える家、モンゴルの遊牧民風な宿などもあります。
3. 多様にニーズに合わせた宿泊先がある
- 現地の人と交流したい人はホームステイし、
- 現地のスーパーで食材を買って料理したい人は広いキッチンの部屋を借り
- 長期出張なら、一週間、一ヶ月割引がある部屋を選ぶ
など、とにかく多様なニーズに合わせた宿泊先があります。
レビューシステム
Airbnbにはレビューシステムがあり、宿泊客の感想を読めます。好意的なレビューが多いAirbnbを選びましょう。
また、ホストも宿泊客にレビューを書けます。家具を壊したり、禁煙の部屋でタバコを吸ったりしない限りは悪いレビューがつくことはありません。
Airbnbへの登録は無料どころかクーポン付
Airbnbで宿泊予約をするにはAirbnbアカウントを作成します。FacebookやGoogleのアカウントを連携するだけでAirbnbのアカウントを作成することもできます。
Airbnbでのアカウント作成にはお金は一切かかりません。それどころか、既存のユーザーの紹介でアカウントを作成すると、最初の旅行が4200円引きになります。
プロフィールを作成
Airbnbは、Booking.comやHostelworldとちがい、プロフィールの登録が必要です。
Airbnbは、部屋を貸すホストと、部屋を借りるゲストが対等の関係です。「おれは客だぞ!」みたいな態度は通じません。ホストが「この人はには貸したくないなー」と思ったら、ホストには貸さない自由があります。
とはいえ、断れることはめったにありません。私は30回以上利用して、一度も断れたことはありません。
海外旅行をするなら、プロフィールは日本語と英語で書きましょう。英語が苦手なら日本語だけでも大丈夫です。Airbnbが自動でGoogle翻訳してくれるので、ホストには英語であなたのプロフィールを読めます。
宿泊先Airbnbの選び方と予約
Airbnbの部屋タイプ
Airbnbには、シェアルーム、個室、まるまる貸切の3種類の部屋タイプがあります。
シェアルームは、ホステルのような2段ベッドがたくさんあるタイプの部屋、あるいはCouchsurfingのようなホスト宅のソファやあまったベッドに寝るタイプの部屋です。プライバシーはほぼなく、「別にホステルやCouchsurfingでよくない?」というのが私の意見です。でも、HostelworldやBooking.comよりも手数料が安いので、もしAirbnbでホステルを見かけたら、そちらから予約をしたほうがいいでしょう。
個室は、下宿に近い感じです。自分の部屋はあるけど、トイレ、お風呂、洗面所、キッチンなどは共有します。プライバシーはありますし、ホストと仲良くなれることもあるので、けっこうおすすめです。
まるまる貸切は、アパートの一室をそのまま貸し切るタイプの部屋です。わたしのおすすめ。完全なプライべートが確保され、キッチンもお風呂も、場合によっては洗濯機なども自分の好きなように使えるので、まるで海外で独り暮らししている気分を味わえます。
Airbnb宿泊先フィルターの重要項目
Airbnbの宿泊先は、以下の特徴があるものをフィルターすることもできます。
Airbnbの宿泊先は、以下の特徴があるものをフィルターすることもできます。
- TV
- キッチン
- ワイヤレスインターネット
- 暖房
- アイロン
- エアコン
- シャンプー
- セルフチェックイン
- ドアマン
- ノートPC向きのワークスペース
- ハンガー
- ファミリー/子ども連れOK
- ヘアドライヤー
- ワイヤレスインターホン
- 乾燥機
- 室内暖炉・薪ストーブ・囲炉裏
- 寝室のドアに鍵あり
- 朝食
- 洗濯機
- エレベーターあり
- ジャクージ&高級風呂
- 敷地内無料駐車場
- 車いすOK
個室の場合、寝室のドアに鍵ありのほうがいいでしょう。長期滞在なら、洗濯機ありは大事です。スーツケースならエレベーターありを選びましょう。
ユニークな体験をしたいなら、「室内暖炉・薪ストーブ・囲炉裏」ありの場所を選ぶといいでしょう。
まずはホストに質問
「インターネットはあるけど遅い」みたいなトラブルはAirbnbやホステルでありがちです。私のように、ネットを使って「働きながら旅をする」という客は珍しいので仕方ないことなのですが・・。
というわけで、気になることがあればホストに問い合わせしましょう。
ホストと交渉してみる
ホテルやホステルとちがって、Airbnbは個人経営なので相談すれば、いろいろと融通を聞かせてくれます。例えば、「到着が早朝や深夜だから空港まで迎えに来てくれる?」と聞けば、無料で迎えに来てくれる人もけっこういます。
私は、毎回「携帯を持っていないから、正確な到着時間もわからないので、近所のWifiがあるカフェで待ち合わせ、そこで部屋のカギの受け渡しをしよう」と伝えます。
Airbnbはホテルではなく、個人宅を間借りするので、「受付」がありません。だから、通常は着いたらホストに電話してドアを開けてもらうか、郵便受けや玄関の鉢植えの下に鍵があります。どうやってチェックインするかはホストとの相談次第です。私は、一番楽な、空港・駅・カフェをお願いしています。
これらのやり取りも日本語でOKです。自動で翻訳されます。
レビューを書く
チェックアウトをしたら必ずレビューを書きましょう。レビューを書くと、宿泊客もレビューをもらえます。レビューが多いほど、部屋を貸してくれる可能性も高くなります。
私がAirbnbを選ぶとき見るポイント(ノマドワーカー向け)
私は、普通の海外旅行と下の4点で事情が違います。
- 半年から1年以上の長期周遊旅行。
- 一ヵ所に1週間から最長3ヶ月の長期滞在。
- 滞在期間は事前に決めない。1週間滞在して、気に入ったら長期滞在する。
- 午前中は仕事。
- 旅好きなのに出不精。ひきこもり体質。
そのため、下の6点を重視しています。
- アパート一室丸ごとレンタル
- 洗濯機がある
- 高速Wifi(ホストにメッセージで事前確認)
- 居心地が良すぎると外に出たくなくなるので、適度な居心地の悪さ
- エレベーターもしくは3階まで(スーツケースなので)
- 徒歩の距離でスーパーがある
あとは、旅行のしやすさ、ホストとの信頼いう点で下を重視ています。
- 地下鉄駅が近い
- 英語を話せる(≒異文化への関心や体験がある)
- 返信が早い
- 質問にちゃんと答えてくれる
初めての海外・国内旅行でAirbnbはちょっと怖い。ホテルやホステルを使いたいと思うかもしれませんが、個人的には難易度はほとんど変わらないと思います。そして、コストパフォーマンスは圧倒的にAirbnbが上です。ぜひ勇気を出して、Airbnbを試してみましょう。
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